山本隆博
ぬりもの - 茶箱と棗、盤

山本隆博さんの3年ぶりの新作展示会を12月1日（金）より開きます。テーマは「茶とぬりもの」。茶箱、棗、盤（皿類）をモティーフとして、縄文時代から日本人の暮らしにあった古来の塗料「漆」にしか表現できない、孤高の塗師、山本さんの気迫あふれる新境地をご覧ください。12月1日（金）から3日（日）まで、山本さんも在廊されます。

山本 隆博｜TAKAHIRO YAMAMOTO
1967年、福井県鯖江出身。18歳で父、山本英明に弟子入りし1992年独立。漆工芸の古典的な技術を駆使し、実用的で、丸みと鋭い線、面を生かした自分なりの現代風のかたち表現を生み出す。繊細さと頑丈さを併せ持つ山本の仕事は、多くの料理人や数奇者に高い評価を得るとともに、近年は銘木と塗りの斬新な表現にも果敢に挑戦しており、海外ファンも多数。