大麻のしめかざり

大麻のしめかざり

SHIMEKAZARI | Japanese New Year Decorations made of Hemp

2019年11月8日(金) - 11月18日(月)

10:00 - 18:00
火曜定休

去年、たいへん好評をいただいた日日のしめ飾り。麻綯いの伝統に従事する山川家のご協力のもと、新たな形「鳩」を加え、今年も国産の最高級の大麻を綯った5種を展示販売いたします。


#001「眼鏡」 W170×H310 (mm)
「未来がよく見えるように」という意味の眼鏡飾り。聖なる縄は左綯いが基本ですが、眼鏡飾りは左右の綯いが和合しています。*去年より一回り小ぶりのサイズになりました。


#002「玉」 W110×H370

一重の輪に、前垂れがついた玉飾り。「玉」をモティーフとした古来の造形は、神聖、重力、自然を感じさせます。玄関や室内の壁に飾りやすく、ギフトや年末のご挨拶にも最適です。

新天皇が即位した今年、御代替(おだいがわり)の象徴的な神事「大嘗祭」では、天皇がひとり殿舎の御座に入り、米をはじめとする海山の恵を日本の神々に供えて共に食します。11月14日の夕刻から未明にかけて、日をまたいで行われるこの儀式は、一代一回限りとされ、古代より新天皇を象徴する衣に欠くことのできない大麻の織物、麁服(あらたえ)が供えられてきました。

縄文時代から衣服や網、縄などの道具として用いられてきた大麻は、やがてその純白の光と堅牢さによって、清めと祈りを神のもとへ届ける大事な媒介となりました。しめ縄も、神々の座すところを守り、邪から隔てる大事な結界でした。そのルーツは、相撲などの伝統芸能を含む神事にあると言われています。


#003 「鳩」 W210×H155
神様の道案内を担う鳩は、洋の東西を問わず、天上の使いとみなされてきました。家を守るしめ飾りにも、古くから日本の各地で鳩のモティーフが使われています。ふっくらと愛らしい姿です。


#004 「杓子」 W140×H260

宮中では杓子、一般にはしゃもじと言われ、福をすくう意味があります。食べ物を司る人や場所を守り、五穀豊穣を祈ります。*去年より一回り小ぶりのサイズになりました。


#005 「雨雷」 W900×H300

幾重にも前垂れた大麻が圧巻です。天より降り注ぐ雨、轟く雷、神々しい風景が浮かびます。古来より受け継がれたモティーフのなかで、これほど洗練されたしめ飾りは比類ありません。

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