Makoto KANESHIGE artist talk vol.4

Makoto KANESHIGE
artist talk vol.4

金重 愫 | 備前夜話 第四夜「窯入れ、窯焚き」

3 September 2016

18:00 - 20:00

「若い時はかたちをつくる時に端正にやりすぎてしまう。それで窯から出てきたものを見て、どうしてこんなものを焼いたのかとなる。窯から出して出来がいいものは、どうやって成形したかよく覚えていないことがままある」 焼き物の「かたち」について語り迫った第三夜。つづく第四夜のテーマは「窯」です。焼かれ、炎と闘いぬいた土。あらゆる微生物が息絶えた土の塊に表れる、自然と作者。夜話はいよいよ、焼き物が生まれる場面に立ち会います。

金重 愫|MAKOTO KANESHIGE
1945年、金重素山の長男として岡山・備前に生まれる 。京都大学農学部 卒業。1979年に独立以来、金重家に伝わる備前焼の手法を守りながら、毎年欠かさず個展を開き、あたらしい造形に挑み続ける。

エルマー・ヴァインマイヤー|ELMAR WEINMYR
1960年、独・アウグスブルグ生まれ。1985年に京都大学に留学後、哲学博士号取得。ギャラリストとして、国内外の学術、文化の仕事に従事。2007年からはホメオパスとして医の道に入る。