ABOUT

ある日、日用の道具として使っている物こそが
どれほどすべらかで、理に適っており
時を経ていく姿もまた味わいで
果実や渚や鳥の羽のように
触れるたびに新しさを見つける喜びがあると気づくならば
これ以上、暮らしに望むものがありましょうか。